November 14, 2014 byClint Reid

フリートレードはECに存在するが、米国にはない

November 14, 2014
Clint Reid
規制更新

本記事で言及する米国のde minimisは2025年8月29日以降停止されています。価格に関わらずすべての米国輸入品が関税の対象となり、以下で説明する優位性はもはや存在しません。現在適用される内容については、米国関税アップデートをご覧ください。

フリートレードのビジョンは、ビジネス、経済、世界、そしてアメリカにとって良いものだと本当に信じています。残念ながら現時点では公平でも自由でもなく、これまでもそうではありませんでした。今日、NAFTA、CAFTA、TPPなどの協定は依然として特定の国、州、または地域を不利な立場に置き、通常は米国がそのツケを負っています。今後5年間で、越境EC売上は2倍以上に増加し、2021年までに4,240億米ドルに達する見込みです。海外売上のリーダーは米国ではなく中国になるでしょう。*Forrester

2016年2月4日、オバマ大統領は、800米ドル未満のすべての出荷品が関税・税金なしで米国に輸入できる法律に署名しました。中国拠点のEC大手Alibabaは、米国の顧客の大多数に対して一方的なフリートレード協定を獲得しました。Alibabaは米国全土で販売でき、注文の大多数で関税・税金を負担しなくなりました。米国のEC企業が中国向けに販売しようとしたらどうでしょうか。中国はde minimis値を1,000人民元に倍増させました。友好的なジェスチャーですが、それは米国の寛大な基準より650米ドル低い150米ドルに過ぎません。中国のde minimisを超えると、安くはありません。

この原則は中国だけでなく、世界のほとんどに当てはまります。米国はGSTやVATなどの連邦税を持たない数少ない国の一つです。カナダのde minimis値は20 CADで、その値を超える輸入品にはGST、HST、PSTが課されます(NAFTA適格の注文でも)。米国のオンライン衣料小売業者がいてカナダの競合他社がいる場合、それらの競合他社はNAFTA適格でなくても800米ドル未満の商品を米国の購入者に販売できます。はい、寛大な米国de minimis以下の注文は米国の顧客にとって関税・税金無料です。一方、カナダ向けに販売しようとする米国の店舗は、最低でも20 CAD超のカナダへの注文に20%の関税・税金が発生します。

米国がde minimis値を引き上げたのは間違った考えではありません。取引相手国にも同様の引き上げを確保する必要があるだけです。

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Clint Reid
Published: November 14, 2014
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